先週末に大豊町のゆとりすとパークで撮影したユリの写真です。花の大きさや背丈などからおそらく沖縄原産のテッポウユリだと思われますが、近縁種のタカサゴユリかもしれません。冬になるとスーパーにも百合根がならび、日本人にはなじみの深い食材ですが、漢方でも百合根はビャクゴウとよばれて、保険適応の辛夷清肺湯などに配合されています。一般的にテッポウユリは苦いので食用に適さないとされていますが、山に生えているのを採取して天ぷらにしたときは普通においしく食べれた記憶があります。また生薬として専門的に組み合わせて使用する場合は咳や軽い気分の落ち込み、不眠などに効果がありますので、このような症状でお困りの方は是非百合根を普段の食生活に取り入れてみましょう。