先日愛媛県の砥部動物園で至近距離でワニを見てきました。なんでもワニの血清には強力な抗ウイルス作用や抗菌作用があるようで、近年新薬開発に向けて研究が進んでいるそうです。漢方ではワニの皮を酒で処理したものを鮀魚甲と呼んで、古くから使用してきました。特に婦人科系の腫瘤に伴う出血などに効果があるとされます。またその抗菌作用を利用して外用薬として化膿性の皮膚疾患にも使用していたようです。2000年前にすでにワニの抗菌作用が発見されており、治療に体系的に生かされていたことには驚くばかりです。
先日愛媛県の砥部動物園で至近距離でワニを見てきました。なんでもワニの血清には強力な抗ウイルス作用や抗菌作用があるようで、近年新薬開発に向けて研究が進んでいるそうです。漢方ではワニの皮を酒で処理したものを鮀魚甲と呼んで、古くから使用してきました。特に婦人科系の腫瘤に伴う出血などに効果があるとされます。またその抗菌作用を利用して外用薬として化膿性の皮膚疾患にも使用していたようです。2000年前にすでにワニの抗菌作用が発見されており、治療に体系的に生かされていたことには驚くばかりです。