ムクゲ

夏に大豊のゆとりストパークで藪の中にひっそりと咲いているのを発見して撮影したムクゲの花です。

ムクゲは夏に大ぶりの美しい花を咲かせますが、開花している期間が1～2日と短いことから、独特の美意識を持つ茶道などで好まれています。

またムクゲの枝や根の皮はモクキンピと呼ばれる生薬で、殺虫作用が強いことから疥癬や白癬などの治療に外用薬としてよく用いられています。

ムクゲに限らず、ボタンやシャクヤクなどの様に美しい大ぶりの花を咲かせる植物は何らかの薬効を有している場合が多い様に感じます。