西洋医学単独での治療に限界を感じた私は、西洋医学にくわえて漢方と鍼灸の研究を早い段階からスタートしました。具体的には漢代から清代にかけて記された中国の医学書を研究して臨床において追試をくりかえすことと、鍼灸師に実際に弟子入りして本格的な鍼灸の研鑽を積むことです。
その結果、試行錯誤のすえ漢方と鍼灸の理論を融合して同じ土俵の上で診察に応用することができるようになりました。(著書を参照)
日本においては江戸時代から漢方医と鍼医の分業化が行われていたため、漢方と鍼灸の理論は同じ東洋医学という枠組みにありながら交わることがあまりありませんでした。
漢方と鍼灸はそれぞれすぐれた治療法ですが、双方を十分に理解した医師が同じ方向性をもって使用しなければけんかをしてしまいます。反対に、適切に併用すれば爆発的な相乗効果を発揮します。
トカゲ堂医院ではそれぞれの症状に合わせて漢方薬・鍼灸・西洋医学の適切な組み合わせを判断することで、つねに効果的な治療法を提案いたします。